「ノンフライヤーって、油で揚げないからまずいの?」
「唐揚げがパサパサになるって聞くけど大丈夫?」
「せっかく買っても家族が食べてくれなかったら後悔しそう……」
ノンフライヤーが気になっていても、肝心の料理がおいしくなかったら困りますよね。
結論からいうと、ノンフライヤーだからまずいというわけではありません。
ただし、油で揚げた料理とは仕上がりが違うため、同じ味や食感を期待すると「思っていたのと違う」と感じることがあります。
また、食材を詰め込みすぎたり、加熱しすぎたりすると、パサパサしたり焼きムラができたりする原因になります。
逆にいえば、ちょっとしたコツを知っておけば失敗はかなり防げます。
この記事では、
- ノンフライヤーがまずい・おいしくないと言われる理由
- パサパサになる原因
- おいしく仕上げるコツ
- ノンフライヤーでおいしく作りやすいもの
- 買って後悔しやすい人
- 結局ノンフライヤーを買うべきか
について、わかりやすくまとめます。
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ノンフライヤーはまずい?油で揚げた料理とは仕上がりが違う
ノンフライヤーは、油の中に食材を入れて揚げるのではなく、高温の熱風を循環させて食材を加熱する調理家電です。
そのため、普通の揚げ物とまったく同じ味や食感になるわけではありません。
たとえば唐揚げなら、たっぷりの油で揚げたときのような衣のコクやジューシーさが物足りないと感じることがあります。
一方で、
- 表面をカリッと仕上げられる
- 油の後処理がいらない
- 揚げ物につきっきりにならなくていい
- 食材から出る余分な脂を落とせる
といったメリットがあります。
そのため、
「揚げ物屋さんのような仕上がりを完全再現したい」
という人と、
「多少仕上がりが違っても、夕食作りをラクにしたい」
という人では、ノンフライヤーに対する評価も変わってきます。
特に平日の夕食では、揚げ物をするために油を出して、調理後に油を処理して、コンロ周りを掃除するのはなかなか大変です。
その手間を減らせることまで含めて考えると、ノンフライヤーの良さがわかりやすくなります。
ノンフライヤーがおいしくない・パサパサになる原因
ノンフライヤーで「まずい」「パサパサする」と感じる場合、使い方が原因になっていることもあります。
特に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
脂の少ない食材を完全ノンオイルで調理している
「ノンフライヤーなんだから、油は一滴も使わないもの」
と思ってしまいますが、実は食材によっては少量の油を使ったほうがおいしく仕上がります。
特に、
- 鶏むね肉
- 野菜
- 生のじゃがいも
- 衣をつけた手作りの揚げ物
などは、完全に油なしで調理すると表面が乾燥しやすくなります。
少量の油を食材に絡めたり、オイルスプレーで薄く吹きかけたりすると、表面に焼き色がつきやすくなり、食感も変わります。
「ノンフライヤー=絶対に油を使ってはいけない」ではありません。
大量の揚げ油を使わず、必要に応じて少量の油を使う
くらいに考えておくと失敗しにくいです。
加熱時間が長すぎる
ノンフライヤーでパサパサになる原因として気をつけたいのが、加熱のしすぎです。
「もっとカリカリにしたいから、あと5分」
と追加しているうちに、中の水分まで抜けてしまうことがあります。
特に肉や魚は加熱しすぎると固くなりやすいため、最初から長時間設定するより、様子を見ながら追加加熱するほうが安心です。
初めて作る料理は、レシピに書かれた時間を目安にしつつ、焼き具合を確認して調整しましょう。
食材を詰め込みすぎている
家族分を一度に作ろうとすると、ついやってしまうのが食材の詰め込みすぎです。
ノンフライヤーは熱風を循環させて調理するため、食材をぎゅうぎゅうに入れると熱風が当たりにくくなります。
すると、
「上の唐揚げはカリッとしているのに、下はべちゃっとしている」
といった焼きムラにつながることがあります。
3~4人分をまとめて作りたい場合は、そもそも家族分に合った容量のノンフライヤーを選ぶことも大切です。
小さなノンフライヤーに無理やり家族分を詰め込むより、大容量モデルを選んだほうが使いやすくなります。
食材の表面に水分が残っている
食材の表面に水分が多く残っていると、カリッとした食感になりにくくなります。
たとえばじゃがいもを水にさらしたあと、そのままノンフライヤーに入れるのではなく、キッチンペーパーなどでしっかり水気を取ってから調理します。
肉や魚も、表面の余分な水分を軽く拭き取ってから調理すると仕上がりやすくなります。
食材に合った温度や時間になっていない
ノンフライヤーは、何でも同じ温度・時間で調理できるわけではありません。
冷凍ポテトと鶏肉では適した設定が違いますし、同じ唐揚げでも肉の大きさによって必要な時間は変わります。
また、予熱をしたほうがよい機種・料理もあります。
最初のうちは付属レシピやメーカーが公開しているレシピを参考にして、自分が使っている機種に合った温度と時間をつかむのがおすすめです。
ノンフライヤーで失敗しにくい使い方
ノンフライヤーは、ちょっとしたポイントを押さえるだけでも仕上がりが変わります。
初めて使うときは、次の点を意識してみてください。
食材を詰め込みすぎない
一番気をつけたいのが、食材を入れすぎないことです。
特に唐揚げやポテトなど、表面をカリッと仕上げたい料理は、熱風が食材に当たるスペースを確保します。
家族分を一度に作ることが多いなら、購入時に容量をしっかり確認しておきましょう。
水気を取ってから入れる
食材の表面に水分が多いと、蒸したような仕上がりになりやすくなります。
じゃがいもや野菜、肉などは、必要に応じてキッチンペーパーで表面の水分を取ってから入れます。
ちょっとしたひと手間ですが、カリッと仕上げたいときには大切なポイントです。
脂の少ない食材には少量の油を使う
完全ノンオイルにこだわりすぎる必要はありません。
脂の少ない食材なら、少量の油を絡めたりオイルスプレーを使ったりすると、焼き色や食感がよくなることがあります。
それでも、揚げ物のように鍋いっぱいの油を用意する必要はありません。
最初から長時間加熱しない
加熱しすぎると、特に肉類はパサパサになりやすくなります。
初めて作る料理なら少し短めに設定し、足りなければ追加加熱する方法もあります。
一度自分のノンフライヤーでちょうどよい時間がわかれば、次からはほったらかし調理しやすくなります。
必要に応じて途中で裏返す・振る
料理によっては、途中で食材を裏返したり、バスケットを振ったりすると焼きムラを防ぎやすくなります。
冷凍ポテトなどは、途中で一度全体を動かすと熱風が当たる場所が変わり、均一に仕上がりやすくなります。
ノンフライヤーで美味しいものは?得意な料理
ノンフライヤーを買うなら、「何を作るとおいしいの?」という点も気になりますよね。
ノンフライヤーと相性がよいのは、表面をカリッとさせたい料理です。
たとえば、
- 冷凍フライドポテト
- 冷凍ナゲット
- 唐揚げ
- 手羽先・手羽元
- 焼き鳥
- とんかつやコロッケなどのお惣菜の温め直し
- 焼き野菜
- 魚
- トースト系の料理
などがあります。
中でも手軽なのが、冷凍食品とお惣菜の温め直しです。
冷凍ポテトやナゲットなど、もともと油を含んでいる食品なら、追加の油なしでも調理しやすくなっています。
スーパーで買ってきたコロッケや唐揚げも、電子レンジだけで温めると衣がしんなりしがちですが、ノンフライヤーなら表面をカリッと温め直せるのがメリットです。
「一から揚げ物を作る家電」と考えるより、
冷凍食品やお惣菜も含めて、夕食のおかずを手軽に仕上げる家電
と考えると、使える場面はかなり増えます。
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ノンフライヤーを買って後悔しやすい人
便利そうだからと購入しても、生活スタイルに合わなければ「いらなかった」と後悔する可能性があります。
特に次のような人は、購入前によく考えておきましょう。
油で揚げた料理とまったく同じ味を求める人
ノンフライヤーは、普通の揚げ物とまったく同じ仕上がりになる家電ではありません。
「唐揚げはたっぷりの油で揚げたものが一番」
という人には、物足りなく感じる可能性があります。
家族分を作りたいのに小型モデルを選んでしまう人
3~4人家族で使う場合、容量選びはかなり重要です。
本体がコンパクトだからという理由だけで小型モデルを選ぶと、家族分を一度に調理できず、
「結局2回に分けないといけない」
となることがあります。
これでは、せっかく時短のために購入した意味が薄れてしまいます。
家族で使うなら、価格だけでなく一度にどのくらいの食材を入れられるかも確認しておきましょう。
キッチンに置き場所がない人
ノンフライヤーは炊飯器のように、ある程度の設置スペースが必要な調理家電です。
購入前には本体サイズだけでなく、周囲に必要なスペースや、バスケットを引き出せるかまで確認しておくと安心です。
使いたい料理が思い浮かばない人
「なんとなく流行っているから欲しい」
という状態だと、最初だけ使って棚にしまってしまう可能性があります。
逆に、
「冷凍ポテトをよく食べる」
「スーパーの揚げ物をよく買う」
「唐揚げを作りたいけれど油の処理が嫌」
など、具体的な用途がいくつか思い浮かぶなら活用しやすいでしょう。
ノンフライヤーはオワコン?今から買っても使える?
ノンフライヤーは一時期のブームが終わって「オワコンなのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし現在のノンフライヤーは、単に「油を使わず揚げ物を作る家電」だけではありません。
機種によっては、
- エアフライ
- グリル
- ロースト
- ベイク
- 冷凍食品の調理
- お惣菜の温め直し
など幅広い用途に使えます。
そのため、流行しているかどうかよりも、
自分の家で何に使うのか
で考えるほうが失敗しにくいです。
毎週のように冷凍食品や揚げ物を食べたり、肉や魚を焼いたりする家庭なら、出番を作りやすい調理家電です。
ノンフライヤーは買うべき?おすすめなのはこんな人
ノンフライヤーを買うべきか迷っているなら、「揚げ物がおいしく作れるか」だけでなく、普段の料理がどれだけ楽になるかで考えてみましょう。
ノンフライヤーがおすすめなのは、
- 揚げ物の油の処理が面倒
- コンロの前に付きっきりになりたくない
- 冷凍食品をよく使う
- スーパーのお惣菜をおいしく温め直したい
- 肉や魚も手軽に調理したい
- 家族の夕食作りを少しでも楽にしたい
という人です。
特に、夕方にいくつもの料理を同時に作る家庭では、ノンフライヤーに一品任せられるのがメリットです。
たとえばノンフライヤーで唐揚げを調理している間に、コンロで味噌汁を作ったり、サラダを用意したりできます。
反対に、
- 揚げ油で作った料理の味を最優先したい
- キッチン家電をこれ以上増やしたくない
- 揚げ物や冷凍食品をほとんど食べない
- 家族分を作れるサイズを置くスペースがない
という場合は、無理に購入する必要はありません。
ノンフライヤーは「誰が買っても便利な家電」というより、料理の手間を減らしたい人ほどメリットを感じやすい家電です。
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4人家族~で使いやすい大容量ノンフライヤーのおすすめについては以下の記事を参考にしてください。

ノンフライヤーについてよくある質問
ノンフライヤーは本当に油を使わなくていい?
食材によります。
もともと脂を多く含む肉や、油を含んでいる冷凍食品などは追加の油なしでも調理できます。
一方、脂の少ない食材は、少量の油を使ったほうが焼き色や食感がよくなる場合があります。
「ノンフライヤー=完全ノンオイル」と考えすぎず、食材に合わせて使い分けるのがおすすめです。
ノンフライヤーの唐揚げがパサパサになるのはなぜ?
加熱時間が長すぎたり、脂の少ない肉を完全ノンオイルで調理したりすると、パサパサしやすくなります。
また、一度に食材を入れすぎると焼きムラも起こりやすくなります。
肉の大きさや量に合わせて加熱時間を調整し、必要に応じて少量の油を使ってみましょう。
ノンフライヤーに危険性はある?
ノンフライヤーだけに特有の危険性として過度に心配する必要はありませんが、高温で調理する家電なので、取扱説明書に従って正しく使用することが大切です。
また、高温調理した食品で気になるものとして「アクリルアミド」があります。
アクリルアミドはノンフライヤーだけの問題ではなく、食品を揚げる・焼く・焙るなど120℃以上で加熱した場合に生成することがある物質です。
必要以上に焦がさず、食材に合った温度と時間で調理しましょう。
ノンフライヤーで一番おいしく作りやすいものは?
初めて使うなら、冷凍ポテトやナゲットなどの冷凍食品は比較的使いやすい料理です。
もともと油を含んでいる商品なら追加の油を使わなくても調理しやすく、ノンフライヤーらしいカリッとした仕上がりを感じやすいでしょう。
お惣菜の唐揚げやコロッケの温め直しにも向いています。
まとめ|ノンフライヤーはまずいのではなく使い方がポイント
ノンフライヤーは「油を使わないからまずい」というわけではありません。
ただし、油で揚げた料理とは調理方法が違うため、まったく同じ味や食感にはなりません。
また、
- 食材を詰め込みすぎない
- 水気を取る
- 脂の少ない食材には少量の油を使う
- 加熱しすぎない
- 食材に合った温度と時間で調理する
といったポイントを押さえることも大切です。
特に家族で使う場合は、一度に必要な量を調理できる容量を選ぶことも失敗を防ぐポイントになります。
ノンフライヤーは、揚げ物を完全再現するための家電というより、
揚げ物の面倒な油処理を減らし、冷凍食品や肉・魚、お惣菜の温め直しまで夕食作りを手伝ってくれる家電
と考えるとわかりやすいです。
「夕食のおかずを一品任せたい」「揚げ物は食べたいけれど油の処理はしたくない」という家庭なら、活用しやすいでしょう。
自分の家に合いそうだと思ったら、次は家族の人数や作りたい量に合ったノンフライヤーを選んでみてください。
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4人家族~で使いやすい大容量ノンフライヤーのおすすめについては以下の記事を参考にしてください。


